龍馬プロジェクト全国会
龍馬プロジェクト
(りょうまプロジェクト)は、日本の地方議員らによる超党派の政策提言・実現のための団体。
政党に擬した組織を持ち、総務省にも政治団体として届出をし、政治資金収支報告書の報告を行っている[1]。
概要
20歳代〜40歳代までの政治家を中心に構成されており、2017年4月現在は約200名の議員・首長が活動中とされている[2]。
各種の研修会や塾を開いたり、地方政治家の発掘・連携を目指して選挙で候補者を公認・支援する活動も行っている[3]。
経済の停滞、年金をはじめとした社会保障への不安、生活保護のあり方、若者の就職難、後を絶たない残虐な犯罪、我が子に対する虐待などといった問題に対して地方議員が想いをすり合せ、政策提言し、実現していくことを目的としている。
会長の神谷による「結成の想い」には「純粋に国益を考え奔走する、若く行動力のある政治家」を坂本龍馬になぞらえ、「現代の下級武士とも言える我々地方議員が、坂本龍馬の如く全国を飛び回り、草の根活動で想いある青年を探し、政治の世界に引っ張っていくこと、そして地方でくすぶっている可能性ある政治家に声をかけ繋げていくことで、国民の信頼を受け止められる政治集団を超党派で作ろう」というのが龍馬プロジェクトであると表現されている[4]。
名前に「龍馬」を冠するなど、歴史用語を多用しているが、公式サイトにある「龍馬プロジェクトの想い」などにも諸所に「独立自尊の精神」「敬神崇祖の心」と言った語句が並び、復古主義的な性格が見られる。
自由民主党所属議員や林英臣政経塾の塾生らが中心となっている。
主たる事務所の所在地は吹田新選会事務所および神谷宗幣事務所と同じ住所(吹田市千里山西)においている[1][5]。
参政党は2022年7月の第26回参議院議員通常選挙で得票率2%を上回って1議席を獲得し、法制度上の政党要件を満たす国政政党となった。
政策
「マニフェスト」にあたる政策の基本事項は「国是十則」と呼ばれ、「地方議員でも国のあり方を考えた国家ビジョンを持つべきだ」[6]という考え方の下、皇室、憲法、教育、国防、資源、政治、経済、国土、安心、暮らしの10項目について基本方針を示している[7]。
メンバー
役員
- 総務局
- 女性部会
首長会
- 長野恭紘(別府市長) - 会長
- 松尾崇(鎌倉市長)
- 中山義隆(石垣市長)
- 松岡隼人(人吉市長)
- 千代松大耕(泉佐野市長)
- 南出賢一(泉大津市長)
- 森智広(四日市市長)
- 東修平(四條畷市長)
- 中村健(西尾市長)
- 柳田清二(佐久市長)
- 鈴木慎也(木古内町長)
- 福岡憲宏(香芝市長)
- 橋爪政吉(志摩市長)
- 草地博昭(磐田市長)
- 宮橋勝栄(小松市長)
- 藤井浩人(美濃加茂市長)
国会議員参与
2022年5月現在[8]。
その他
- 2014年3月-6月にかけ、クラウドファンディングサイトのShooting Starで『古事記の紙芝居をつくって、全国の神社に寄贈し、地域の寺子屋を開催!』というプロジェクトへの出資を呼び掛け、サポーター80人から計1,155,981円の支援を集めた[9]。
脚注
- ^ a b 龍馬プロジェクト全国会‐政治資金収支報告書平成28年11月25日公表(平成27年分定期公表) (PDF)
- ^ 日本最年少市長も県知事も輩出!全国で200名もの若手政治家たちが所属する「龍馬プロジェクト」会長の神谷宗幣氏インタビュー - 選挙ドットコム
- ^ 「[政治の現場]後半戦ルポ(中)地域政党同士の争い」読売新聞4頁(2011年4月21日・東京朝刊)
- ^ 結成への思い - 龍馬プロジェクト
- ^ 連絡先・お問い合わせ - 龍馬プロジェクト
- ^ 「龍馬プロジェクト」は「維新」を超えるか 若手議員が集結する新勢力、ビジョンある国家を目指す:JBpress(日本ビジネスプレス)
- ^ ビジョンと国是十則-龍馬プロジェクト
- ^ メンバー紹介 - 龍馬プロジェクト
- ^ 『古事記の紙芝居をつくって、全国の神社に寄贈し、地域の寺子屋を開催!』 | 支援コメント | クラウドファンディングサイト - ShootingStar(シューティングスター)
関連項目
関連図書
- 龍馬プロジェクト―超党派の若手政治家たちが日本再興の大きなうねりを創りだす! - 龍馬プロジェクト〔編著〕(2010年、カナリア書房・刊、ISBN 978-4778201647)
外部リンク
ー委員メンバーー
https://www.ryouma-project.com/member/
会長
神谷宗幣かみやそうへい
副会長
村松一希むらまつかずき
東京都議会議員(東京都)
副会長
林祐作はやしゆうさく
北海道議会議員(北海道)
副会長
下田寛しもだひろし
ー事務局ー
幹事長
石川勝いしかわまさる
副会長
日高章ひだかあきら
愛知県議会議員(愛知県)
副幹事長
溝口幸治みぞぐちこうじ
ー総務局ー
総務局長
竹内太司朗たけうちたいしろう
総務局次長
細川正博ほそかわまさひろ
豊島区議会議員(東京都)
総務局次長
小間井大祐こまいだいすけ
前金沢市議会議員(石川県)
総務局次長
海老克昌えびかつよし
前富山県議会議員(富山)
ー首長会ー
会長
長野恭紘ながのやすひろ
松尾たかしまつお たかし
鎌倉市長(神奈川県)
中山義隆なかやまよしたか
松岡隼人まつおかはやと
千代松大耕ちよまつひろやす
南出賢一みなみでけんいち
森智広もりともひろ
東修平あずましゅうへい
中村健なかむらけん
西尾市長(愛知県)
柳田清二やなぎだせいじ
佐久市長(長野県)
鈴木慎也すずきしんや
木古内町長(北海道)
福岡憲宏ふくおかのりひろ
橋爪政吉はしづめまさよし
草地博昭くさちひろあき
宮橋勝栄みやはししょうえい
小松市長(石川県)
藤井浩人ふじいひろと
ー国会議員参与ー
大岡敏孝おおおか としたか
杉田水脈すぎたみお
ー女性部会ー
部長
鷹羽琴美たかばことみ
大府市議会議員(愛知県
副部長
神谷直子かみやなおこ
高浜市議会議員(愛知県)
副部長
中島和代なかじまかずよ
長久手市議会議員(愛知県)
副部長
林元政子はやしもとまさこ
ー拡大委員会ー
委員長
不破大仁ふわひろひと
石川県議会議員(石川県)
副委員長
石川勝いしかわまさる
ー研修委員会ー
委員長
海老克昌えびかつよし
前富山県議会議員(富山)
副委員長
荻村文規おぎむらふみき
ー政策研究委員会ー
委員長
下田寛しもだひろし
副委員長
井下泰憲いのしたひろのり
ー北海道ブロックー
ブロック長
近藤憲治こんどうけんじ
網走市議会議員(北海道)
副ブロック長
千葉一幸ちばかずゆき
稚内市議会議員(北海道)
副ブロック長
田中義人たなかよしひと
倶知安町議会議員(北海道)
ー東北ブロックー
ブロック長
佐々木心ささきしん
副ブロック長
田村勝たむらまさる
副ブロック長
佐藤義教さとうよしのり
ー関東ブロックー
ブロック長
野口和彦のぐちかずひこ
飯能市議会議員(埼玉県)
副ブロック長
萩谷慎一はぎやしんいち
副ブロック長
岩田将和いわたまさかず
江戸川区議会議員(東京都)
ー東海ブロックー
ブロック長
冨田英治とみだえいじ
長久手市議会議員(愛知県)
副ブロック長
山本哲也やまもとてつや
副ブロック長
尾関昭おぜきあきら
江南市議会議員(愛知県)
ー北信越ブロックー
ブロック長
高岩勝人たかいわかつひと
金沢市議会議員(石川県)
副ブロック長
長田光広ながたみつひろ
副ブロック長
瀬川侑希せがわゆうき
ー関西ブロックー
ブロック長
南方泉みなかたいずみ
富田林市議会議員(大阪府)
副ブロック長
有澤由真ありさわゆま
副ブロック長
中谷謙二なかたにけんじ
ー中国ブロックー
ブロック長
荻村文規おぎむらふみき
副ブロック長
豊哲也ゆたかてつや
大山町議会議員(鳥取県)
副ブロック長
川口茂博かわぐちしげひろ
ー四国ブロックー
ブロック長
井下泰憲いのしたひろのり
副ブロック長
立川了大たてかわのりひろ
副ブロック長
香川良太かがわりょうた
ー九州・沖縄ブロックー
ブロック長
穴見憲昭あなみのりあき
副ブロック長
大山孝夫おおやまたかお
副ブロック長
中西大輔なかにしだいすけ