安倍元首相の国葬 アンケート

共同通信社

nordot.app

安倍元首相国葬に反対53% 内閣支持12ポイント急落51%

 

共同通信社が30、31両日に実施した全国電世論調査によると、安倍晋三元首相の国葬に「反対」「どちらかといえば反対」が計53.3%を占め、「賛成」「どちらかといえば賛成」の計45.1%を上回った。岸田内閣の支持率は51.0%で7月11、12両日の前回調査から12.2ポイント急落し、昨年10月の内閣発足以来最低となった。不支持率は7.1ポイント増の29.5%。

 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と政界の関わりについて実態解明の「必要がある」は80.6%、「必要はない」は16.8%だった。

 回答は固定電話425人、携帯電話625人。

 


熊本日日新聞社

kumanichi.com

安倍氏国葬」賛成42% 反対49%

世代で差、40代境に賛否が逆転 熊日S編アンケート

政府が決めた安倍晋三元首相の「国葬」について、熊日は「SNSこちら編集局」(S編)の登録者を対象にアンケートを実施した。「どちらかといえば」を含めて賛成42・9%、反対49・6%となり、反対がやや上回った。30代以下の若い世代では賛成が50%を超える一方、50代以上では反対が半数以上で、年代によって意見が分かれた。

 アンケートは多くの国民の意見を集めるのが目的で、無作為抽出する世論調査とは性格が異なる。15~19日に実施し、回答者は2279人。

内訳は男性4割で女性が6割。熊本県内が9割、県外が1割だった。

 全体では賛成30・1%、どちらかといえば賛成12・8%に対し、反対は33・5%、どちらかといえば反対は16・1%だった。

どちらともいえないは7・5%。

 年代別では、20代以下はどちらかといえばを含む賛成が59・4%を占めた。30代も賛成が51・4%。これに対し60代は、どちらかといえばを含む反対が60・4%と多数で、70代以上も反対56・4%、50代も反対52・5%だった。40代では賛否がほぼ拮抗[きっこう]した。

 男女別では、女性は反対が50%を超えた。

 賛成意見では、理由として歴代最長だった安倍氏の首相在任期間が挙がったほか、安倍氏の政治手腕、特に外交面における存在感への評価が目立った。熊本地震後の支援に対する感謝のほか、「国民に親しみを感じさせるキャラクターだった」(熊本市、40代女性)との声も。

ロシアを念頭に「貴重な弔問外交の機会になる」(同、50代男性)との指摘もあった。

 反対意見では「説明責任がある案件が多く、関連して官僚1人が亡くなっていることを考えると疑問がある」(同、70代以上男性)など、桜を見る会森友・加計学園問題を理由に挙げた人が多かった。「国葬の定義が分からない」(合志市、40代男性)との意見も目立ち、現役の首相ではない点や、旧統一教会との関係の検証を求める声もあった。(太路秀紀)

■「国際的リーダー」「税金を使ってほしくない」…国葬の基準「わからない」の声も

 アンケートでは、安倍晋三元首相の生前の「功績」や「疑惑」を踏まえた国葬への賛否のほか、「国葬の基準」の不明確さを指摘する声が目立った。

 賛成の理由は「各国のリーダーからの信頼も厚い人で、国際的リーダーだと思うから」(熊本市、40代女性)、「歴代最長の総理大臣ということにリスペクトするべき」(同、30代男性)などの意見があった。

 熊本地震の復興やアベノミクスへの評価から「親しみがあった」(山鹿市、50代女性)といった声とともに、「国葬の場が外交の場も兼ねていると思う」(阿蘇市、20代男性)、「外交、警備の観点から公式な場を設けるのが適切」(あさぎり町、40代男性)など、国葬そのものへの期待や安全面を考慮した意見も。

 反対の理由は「森友・加計問題やら桜を見る会などで税金の無駄遣いをした人に、これ以上税金を使って欲しくない」(熊本市、50代男性)、「森友問題で自殺された赤木さんの命も同じたったひとつの命です。一方で国葬というのはあんまり」(益城町、40代女性)などだった。

 ほかにも「岸田総理の保守対策にしか見えない」(熊本市、50代男性)、「国葬が政治的に利用されそう」(御船町、70歳以上男性)、「感情的な追悼ムードに既にへきえきしています」(南阿蘇村、40代女性)との声も寄せられた。

 「どちらともいえない」の理由には「国葬に値する人の基準がわからない」(熊本市、60代女性)、「選ぶ基準が難しい。たまたま自民党政権だから国葬なのか」(同、60代男性)といったコメントが。「旧統一教会との関連を明らかにしてほしい」(合志市・30代女性)との意見もあった。(立石真一)

 

 

中日新聞

www.chunichi.co.jp

安倍元首相国葬に反対53%

内閣支持12ポイント急落51%

 

 

 

南日本新聞

https://373news.com/_kotimina/article.php?storyid=160064

安倍元首相国葬 反対72%「安易な神格化懸念」「国費負担に違和感」

賛成23%「在職最長、功績ある」 実施の是非巡りアンケート

 政府が閣議決定した安倍晋三元首相の国葬について、南日本新聞「こちら373(こちミナ)」はアンケートを実施した。「反対」「どちらかといえば反対」を合わせた反対が計72.2%で、「賛成」「どちらかといえば賛成」の計23.1%を大きく上回った。安倍政権時に起きた問題への批判や税金投入を疑問視する声が多く寄せられた。

 アンケートは22〜23日、無料通信アプリ「LINE(ライン)」のこちミナに友だち登録した人を対象に実施、706人から回答があった。無作為で民意を把握する世論調査とは異なる。

 反対の理由では森友・加計学園問題への批判が目立った。「納得のいく説明をしていない」(鹿児島市の60代女性)、「公文書改ざん問題で財務省職員が自ら断った命も同じ重みなのに釈然としない」(日置市の70歳以上男性)。国費負担に違和感を抱くとして、「自民党葬にすればよい」(いちき串木野市の60代男性)、「生活苦の国民のために使ってほしい」(西之表市の50代女性)といった指摘が相次いだ。

 矛先は岸田文雄政権にも向き、「国葬の基準がない」(曽於市の50代男性)、「決定が急すぎる」(指宿市の30代男性)などの不満が出た。「国葬は全国民に悼むことを強いる」(鹿児島市の50代男性)、「安倍元首相が神格化されそう」(同市の30代女性)と社会的影響を懸念する意見もあった。

 一方、賛成の人からは長期政権を維持した点や外交成果を評価する声が上がった。「歴代最長在職日数を務めた功績は大きい」(霧島市の40代男性)、「世界との関係向上や発展に貢献した」(鹿児島市の30代男性)、「日本を取り戻す精神的支柱だった」(同市の60代男性)などの意見が多かった。

 弔問に訪れる海外の要人らの警護面から、国葬が必要とする意見もあった。

 年代別では世代が上がるほど反対が増える傾向で、男女別では女性が男性より反対色が濃かった。政治と宗教の関わりを問題視する声も複数見られた。

 

 

長崎新聞

nordot.app

安倍元首相「国葬」 反対75%

賛成21% 森友、加計問題など不信感根強く/最長在任、外交手腕を評価

政府が閣議決定した安倍晋三元首相の国葬について、長崎新聞社は7月25、26の両日、読者との双方向情報窓口「ナガサキポスト」のLINE(ライン)で賛否を尋ねるアンケートを実施した。

1040人から回答があり、「反対」「どちらかというと反対」が計75.6%に上り、「賛成」「どちらかというと賛成」の計21.3%を大きく上回った。森友、加計両学園、桜を見る会といった諸問題への不信感が根強く、国葬の基準が明確でないとして国費(税金)を投入することへの批判が目立った。
 アンケートはナガサキポストに「友だち」登録している人を対象に実施。無作為抽出で民意を把握する世論調査とは異なる。

スマートフォンを持っていないなどの理由で登録できない読者も一部いたため、記者らが回答を聞き取り集計に加えた。
 回答者の内訳は男性54.3%、女性45.2%。年代別では60代が32.2%、50代が25.6%と多く、70代16.3%、40代14.5%、30代7.3%、20代2.2%、80代1.2%、10代0.7%、90代以上0.1%の順。10代を除く各世代で“反対派”が“賛成派”を上回った。
 反対の理由は、森友、加計両学園、桜を見る会の問題について「(安倍氏や政府の)虚偽答弁や不誠実な対応は国民に大きな政治不信を招いた」(長崎市・50代会社員男性)といった批判が多かった。
 憲法解釈変更による集団的自衛権行使の一部容認などは「国会で議論を尽くしたとは言えない。

強引な政権運営は民主主義を軽んじた」(諫早市・60代主婦)との指摘も。安倍氏銃撃事件をきっかけに浮上した宗教団体「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」と政治家の関係への疑念もあった。
 岸田文雄首相が「暴力に屈せず、民主主義を断固として守り抜く決意を示す」と訴えていることについても、「安倍氏の政治的信条に対して起きた事件ではない」(長崎市・40代公務員男性)などと疑問視する意見が複数あった。新型コロナウイルス禍で国民生活が苦しい時期に税金で弔うことや、国葬の基準の不明確さなど岸田政権への不満も目立ち、「国費で賄うと弔意の強制につながる」(同市・60代無職男性)、「安倍氏を神格化する動き」(同市・50代会社員男性)との懸念もあった。
 一方、賛成の理由は憲政史上最長の首相在任期間(8年8カ月)や外交手腕を評価する声が多かった。

「史上最長の在任期間の総理大臣に対し国が敬意を表すのは当然」(佐世保市・40代会社員男性)、「日本の政治、外交、発展に多大な貢献をした」(同市・30代公務員女性)、「国の威信を高めた。国葬にすることで弔問外交が展開され価値がある」(長崎市・60代男性)などの意見が聞かれた。
 また「分からない・どちらでもない」と回答した人は3.2%。「なぜ自民党と有志の葬儀にせず国葬にするのかしっかり説明してほしい」(大村市・50代自営業女性)との要望もあった。

 

 

日本経済新聞社

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA275ZF0X20C22A7000000/

www.nikkei.com

安倍氏国葬、反対47%賛成43%

銃撃は投票影響せず64% 本社世論調査

銃撃を受けて死去した安倍晋三元首相の国葬に関する賛否を日本経済新聞社世論調査で聞いた。「反対」が47%、「賛成」が43%と評価が割れた。

世代別にみると若いほど賛成する傾向がみられた。「賛成」は18~39歳で57%、40~50歳代で45%、60歳以上では38%だった。支持政党別に分析すると自民党支持層は61%、野党支持層が25%だった。

支持政党がない無党派層は反対52%、賛成34%だった。

 

 

賛成30% 反対68% yahooアンケート

 

 

【読者アンケート実施中】安倍元首相の国葬、あなたの意見は?【7日まで募集】

ryukyushimpo.jp

 

緊急アンケート! 安倍元首相の国葬にあなたは賛成、それとも反対?

bunshun.jp

 

ryukyushimpo.jp

「どちらかと言えば」を含めて賛成は34.1%、反対は65%だった。20代以下は賛成が多く、年齢が上がるにつれ反対が多かった。

 

www.okinawatimes.co.jp

国葬に「反対」「どちらかと言えば反対」が計58・8%に上り、「賛成」「どちらかと言えば賛成」の計39・1%を上回った。「どちらとも言えない」は2・0%だった。

 

 

 

www.nippon.com

銃撃されて亡くなった安倍元首相の国葬をめぐって、市民団体が、きょう、国を相手に、国葬の差し止めなどを求める裁判を、東京地裁に起こした

 

 

news.livedoor.com

安倍晋三元首相の「国葬」について、弁護士ドットコムが弁護士に賛否を尋ねるアンケート(7月23~31日)を実施したところ、278人が回答し、うち6割超が反対だった。法的根拠がないとの意見が多くみられた。

 

 

毎日新聞

mainichi.jp

国葬は9月27日に日本武道館で予定されており、経費は全額国費で賄われる。岸田文雄首相は国葬の必要性を強調しているが、立憲、共産両党などは反対しており、市民団体が国葬の差し止めを求めて提訴している

 

しんぶん赤旗(日本共産党)

www.jcp.or.jp時事通信の8月の世論調査NHKの調査(5~7日実施)、「日経」の調査(7月29~31日実施長崎新聞南日本新聞は、無料通信アプリ「LINE(ライン)、熊本日日新聞(電子版)のアンケート(7月15~19日、SNS登録者に実施)

 

 

 

jisin.jp