安価GeForce RTXグラフィックボード近い・・・??

安価GeForce RTXグラフィックボード近い・・・??


半導体大手エヌビディアが間もなく、ここ最近のGeForce RTXグラフィックボードで最も安価なモデルを発売するかもしれない。

 


6GBのメモリを搭載したRTX 3050が2月、179ドル(約2万5000円)で発売されるとうわさされているのだ。


古いボードから、DLSSなどの機能を備えるRTX 3000シリーズへのアップグレードを考えている人にとっては、良い選択肢となるかもしれない。

「RTX 3050はすでに発売済みでは?」と思った人は、その通り。
RTX 3050は1年前に発売されたカードだが、今回のモデルはそれからスペックと価格を下げたものになるとみられている。


グラフィックボード情報サイトの「VideoCardz」は中国のウェブサイト「博板堂(Board Channels)」からの情報として、RTX 3050新モデルのメモリ容量は既存モデルの8GBから6GBに減ると伝えている。

 

VideoCardzは、エヌビディアが既存モデルを値下げしていないことに疑問を呈しているが、これはまっとうな指摘だ。


既存モデルは発売当初の価格が高く、レイトレーシングではなくラスタライズを使用する標準的なゲームではGTX 1600シリーズと比べて、コストパフォーマンスが低かったため、特に大きなヒット製品にはならなかった。
ただし、新モデルはCUDAコアとメモリバスを削減して性能を低めたGPUコアを搭載する可能性もある。

 

新モデルは、現行の8GBモデル(現在の市場価格は220ドルほど)よりも40ドル安いだけでなく、消費電力もはるかに低くなる可能性がある。
PCゲーム情報サイトの「Club386」は、新モデルの消費電力が平均的なPCIeスロットの最大供給電力以下に収まり、補助電源のケーブルが不要となる可能性があると推測している。

そうであれば、電源ユニットの容量が非常に低い格安PCのパーツとして最適だ。

あるいは、統合型グラフィックをアップグレードし、CAD作業やGPUアクセラレーションによる動画・写真編集を高い電力効率でこなせる単体グラフィックカードとしても価値を発揮するかもしれない。


こうしたカードは、冷却も最小限ですむため、新しいPCを自作したり、エアフローが十分でない既存のPCにカードを追加したりする場合、全体的な費用をさらに抑えられる。


RTX 3050 8GBとRTX 2060 8GBはいずれも、まだ価格が新モデルよりかなり高く、消費電力も高いため、補助電源が必要だ。

発売時期が本当に2月であるなら、今後数週間で新モデルについてさらなる情報が出てくることだろう。
1月のコンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)に合わせて発表されるかもしれない。